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相手(放射能)は目に見えない幽霊のようなもの。幽霊にただ怯えるのではなく、相手の動きを知ること。だからこそ勉強して、想像力を働かせるしかない。左脳と右脳をフルに働かせよ、断片ではなく全体を生きよと。そう自然から容赦なく叩きつけられている。人類は手におえないほど多くの幽霊を作り出した。地球は人類が作り出した幽霊でいっぱいだ。
『10人の子供がいて9人が野球をしたい、一人が山へ行きたいと言ったとき、日本では一人を説得して野球をさせる。アメリカでは9人に勝手に野球をやらせて、大切な一人の子と山へ行きなさい。ケアを必要としているのは誰ですか?』
ひとは、ともすれば日常に流される。いやなもの困難なものからは目を背けて、それがあたかもないようにして過ごす。こころの防衛本能だ。放射能は、この本能がもっともよく発揮できる危害だ(放射能は火山灰と違って目に見えない)。知力によってこの本能から脱却できたものだけが子孫を残せる。
「役に立つこと」は、直接利益を生まなくてもよい。私はむしろそういう効果を避ける。鵜呑みにされたくないからだ。いま必要なのは、自分の事情に即した解決策をみつけだす力。本人にしかできない。だから私は突き放す。突き放してショックを与え、数日間こころのなかに持ち続けさせて考えさせる。
「偽」という漢字は、「人」の「為」と書きます。 「あなた・みんな」=「人」の「為」と言う方ほど、 「嘘」が多いものです。 本当は自分の為では?・・・ 「食べて応援」や「絆」など、 本当に「人」の「為」になっているのでしょうか?
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