土や削り取り、泥を取り除き、高圧水を吹き掛けて流し、放射性物質をその場から撤去するのが、一般的な「除染」ですが、実際は放射性物質が別な場所へ移動するだけだとして、謂わば「移染」とも呼ばれます。
微生物発酵によって放射性物質そのものを原子核変換して、放射線が出ない安定無機質にしてしまうことを、謂わば「消染」と呼んでいます。「移染」も「消染」も、公に認知された用語ではないようです。
「移染」は、「除染」しても取り除いた放射性物質は、なくならないから問題だとする方々の造語、「消染」は、「除染」しても無意味で、放射性物質そのものを消滅させなければ意味がないと、考える方々の造語のですね。
微生物によって放射性物質が原子核変換出来ても、核種、濃度、発酵の程度などによって、1度では完全でない場合もあるようですが、その際は繰り返すと、最後は消えるそうです。消えてしまうのですから「消染」なのでしょう。
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