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異常な振る舞いをする「かぶく」という語が語源にある
かぶき者(異様な風体をして大道を歩く者、遊び人)
内的感情というか、内的煥発とでもいうものです。
その人間の生理の速度というのを読んでいく。
その状況と血圧と脈拍で、そういう「反応」が出てくる
見る、聞く、においを嗅ぐ、味を感じる、そして肌で感じる。
演技をする、つまり感情をリメイクしていくというためには、「感受」、「浸透」、「反応」の3つの過程が必要
やがて、それが自分の頭脳に、いわゆる感情として「浸透」していき、その結果「反応」が生まれてくる
人はどういう風に感情を表に出していくのか
いわゆる原点を探るということは、実は探り尽くせるものではないのですが、探ろうとするパワーが、自分を向上させる。また「昔は良かったんだろう」と思うことによって、現在に満足してはいけないと自戒し、ナイーブに探究することが出来る。「昔の歌舞伎」と今の自分の歌舞伎との距離感を、私はそう捉えています。