たぶん違うのでしょうね。
「戦争についての総括」とでもいうんでしょうか、
「なにを歴史から学んだか」という意味でも、
ドイツは徹底的にナチスというものの歴史を自分たちで考え直して、
それを清算しようとして戦後生きてきたのだと思いますが、
日本はかつての戦争について「本当に反省したのか」といえば、
私から見れば「全然していない」と。
戦争が終わってしまって、多くの日本人は「自分たちは騙された」と、きっと思ったと思いますが、
「騙された」というなら、「なぜ騙されたのか」をきちっと自分に問わなければいけないけれども、
それを問わなかったんですね。
「もっと素敵な米国が来てくれた」と、
「もっといい日本になってしまう」という、ただそう思ってしまうという、
そういう国民だった。
きちっと、やはり歴史というものを捉え直さない限り、
この日本はこれまでダメだったようにまたダメなままいくのかなと、
ついつい思ってしまいます。
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