大河題字の書家 金澤翔子展
NHKの大河ドラマ「平清盛」の題字を手がけた書道家、金澤翔子さんが高松市で開かれている作品展で書道のパフォーマンスを披露しました。
金澤翔子さんは、生後まもなくダウン症と診断されたあと、5歳から書道を続けています。
力強い筆づかいが特徴で、去年、放送されたNHKの大河ドラマ「平清盛」の題字も手がけました。高松市のデパートには、金澤さんの作品あわせて60点が展示されていて、12日は、金澤さんが母親の泰子さんとともに会場を訪れ、書道のパフォーマンスを披露しました。
金澤さんは、じっと目を閉じ手を合わせて集中力を高めたあと、たて2メートル、横1メートルほどの大きな半紙に、「慈愛」という文字を、5分ほどかけて力強く書き上げました。
会場を訪れた人たちは、大きな拍手を送っていました。
このあとトークショーが開かれ、金澤さんは、書道では、手首だけでなく、体全体をつかって書くことが重要だなどと話していました。金澤さんの作品展は、14日まで高松市の高松天満屋で開かれています。
01月12日 16時55分NHK
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