五所川原市のNPO法人かなぎ元気倶楽部が管理・運営する同市金木町の太宰治記念館斜陽館と津軽三味線会館で1日から特別展が始まり、来館者を大いに楽しませている。 斜陽館ではダウン症の書家、金澤翔子さんの個展「天才書家・金澤翔子展」を開催。金澤さんが手掛けた2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字や、今回に合わせて書かれた「走れメロス」や「金木町」など迫力ある作品約40点を紹介。展示は20日まで。 津軽三味線会館は2本立て。「唄づけの名手・福士政勝」では、白川軍八郎や木田林松栄とともに「三羽烏」と呼ばれた故・福士政勝の生涯を生誕100年に合わせ紹介し、3人のレコードなどを披露。「地域に残った仁太坊の息吹」では、津軽三味線の始祖・仁太坊の伝承者、故・長尾邦正と仁太坊から直接指導を受けた唯一の地元住民、故・前田竹次郎の生涯を紹介している。展示は来年の3月31日まで。 【写真説明】 斜陽館で開かれている「天才書家・金澤翔子展」
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