五輪招致の首相発言、福島県浪江町議会が抗議の意見書
東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて、「状況はコントロールされている」などとした安倍晋三首相の五輪招致での発言に対し、全町民が避難を続ける福島県浪江町議会は20日、「事実に反する重大な問題がある」と抗議する意見書を全会一致で可決した。
意見書は、原発から1日300トンの汚染地下水が港湾内に流れ出ていることを「非常事態」と指摘。「(首相の)無責任な発言に強く抗議する」とし、事故収束宣言を撤回して汚染水漏れを直轄して解決するよう政府に求めている。
また、原発事故後、町民の震災関連死が「290人を超える」とし、首相に「避難生活の息苦しい日々を知らないのなら、現場の声を真摯(しんし)に聞くべきだ」と訴えている。町議会は同日、首相や環境相、経済産業相ら政府関係者8人宛てに意見書を発送した。
意見書は、原発から1日300トンの汚染地下水が港湾内に流れ出ていることを「非常事態」と指摘。「(首相の)無責任な発言に強く抗議する」とし、事故収束宣言を撤回して汚染水漏れを直轄して解決するよう政府に求めている。
また、原発事故後、町民の震災関連死が「290人を超える」とし、首相に「避難生活の息苦しい日々を知らないのなら、現場の声を真摯(しんし)に聞くべきだ」と訴えている。町議会は同日、首相や環境相、経済産業相ら政府関係者8人宛てに意見書を発送した。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。