100年前の邸宅修復し内覧会
中世に商業地として栄えた瀬戸内市長船町で、空き家になっていた建築からおよそ100年とされる邸宅の修復作業が終わり、16日、建物の内覧会が行われました。
内覧会が行われたのは、瀬戸内市長船町福岡地区に建築からおよそ100年とされる明治時代の大地主が所有していた木造2階建ての「仲崎邸」です。
この邸宅は、来年のNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送を前に、主人公、黒田官兵衛の祖先にゆかりがあるこの福岡地区を盛り上げようと、地元の人たち200人参加してことし8月から修復を進めてきたものです。
16日は修復作業を終えた建物の内覧会が行われ、訪れた人たちが、真新しくなった床の感触を確かめながら、当時の贅を尽くした建物の内部や広間に飾られた屏風や掛け軸などの調度品を見ていました。「仲崎邸」は11月24日に一般に向け公開され、今後は地域の交流や文化を発信する拠点として活用していくということです。
11月16日 18時12分
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