13.8%も売上が急減したユニクロ(ファーストリテイリング)
ファーストリテイリングの10月の売り上げが13.8%も急減したと報じられ、株価も下落していますが、ファーストリテイリングにとり、今は売上問題より、先般、裁判で負けました残業代未払い問題の方が重大な経営問題と言えます。
裁判で判決が確定した場合、今までの高収益を支えていた低コスト体質が高コスト体質に変わることもあるからです。
今、売上高利益率が減少している中、労務費が更に急増すれば、最悪の場合、赤字に転落することもあり、そうなば広告宣伝費が削減されれば、マスコミは、池におぼれた犬は叩けとばかりに一斉に、ユニクロ叩きに入ることもあります。
ブラック企業という烙印を押されれば、年金資金等機関投資家はファーストリテイリング株を保有できませんので、
株価が急落することもあり得、そうなれば、更に投資家から「叩かれ」ます。
柳井氏が日本を捨てて海外に移住することになるかも知れません。