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数字がおかしい!
しょうが茶を飲む。
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細胞から出ている光線は他者、つまり他人の細胞に細胞分裂をおこさせることができることがわかった
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「統治」と「差別意識」は切り離して考えることはできないと言えます。特に「分断統治」の場合は。古くは「村八分」や「身分制度」という決まりから、現在では様々な分断統治が差別によって成り立っているということで。対立する相手をことさら下に見て、自分よりも劣っている点ばかりを強調し、罵詈雑言を浴びせるというやり方は古今東西有効な分断統治の方法として活用されてきました。いくつかの宗教も異教徒と比較した自分たちの優秀性を説いて信者を増やしていくことに腐心してきました。選民思想や、信じるものだけが天国に行ける、という発想はその例ですね。統治者が自分の存在を意識されずに、うまく支配しようと考えたとき、分断統治ほど手軽で効果的な方法と言うのもほかにありません。また、普段は分断統治しているのに、戦争という「挙国一致体制」が必要な経済活動が必要になった場合(戦争が必要なのは一部官僚や財閥様などですが)「共通の敵」というのを外部から持ち込んで、それと戦わなければならないと言い出します。(国VS国 という単位から テロリストとの戦いにシフトチェンジした911の考案者はある意味で賢い)歴史を見ていると、常に「それ」を繰り返しています。まとめると、1:普段は互いに「差別意識」を持たせての分断統治2:戦争を行う場合は「共通の外敵」を示しての一括統治これを、必要に応じて使い分けているのです。宗教と経済活動をどこで分けるかという話になると長くなりますので、ここでは扱いませんが、どちらも同じことをやっているというのはご理解いただける、と思います。宗教にしても、結局は資産やお金が目的であるので分ける必要があるのかなとも思いますが。では、少し具体的に見て行きましょうか。分断統治の方法としては基本的に「大きく2つに分ける」というのがあります。「対立する両者が争い、消耗し、統治者に矛先が向かない」という方法です。昔なら「西本願寺」と「東本願寺」ですね。もちろん士農工商エタヒニンという身分制度も言わずもがなです。常に下を見させられ、自分たちのほうがましだ、と思わされる。(北朝鮮の国民の暮らしがよく放映されるのはなぜなんでしょうね)インドのカースト制度もそうですが、未だに大きな問題を抱えたまま引きずっていますね。さて、対立するグループ同士が互いに罵倒しあって消耗していくのは、統治者にとって誠に有難い話なのですが、ときに、統治者やその愉快な仲間たちにとって直接の不満が出てくるような事が起きた場合、統治者と愉快な仲間たちは何をするでしょうか。あなたが統治者だと想像してみてください。たとえば、原発が爆発したとします。このとき、統治者であるあなたは何をしますか?まず、こんな感じでしょうか?1:そもそも爆発していない、爆発的事象だ と言葉を変える2:健康にはまったく影響がないと広める(御用学者・マスコミ)3:国土の損失を認めない(避難させない)4:実害の報道を一切させない5:原発は必要だと思い込ませる。(止まると江戸時代)頭が弱いので、失敗例もあります。たとえば5の場合、「計画停電」によって原発の必要性を訴えようとしましたが、見事にこけました。また、善後策として「節電」を必死に訴え、その結果売り上げが落ちるという自爆もしました。バカです。と言うか、当時はよほど慌てていたのでしょう。事故後すぐに、計画停電を言い出しましたから。さて、ここまで手を打っておいて次は?1:「推進派」と「反対派」に分断し、自分たちの責任は 追求されないようにする(放射脳などの差別)2:「反対派」はガス抜きとして活動できる人を選び 決して本質に触れさせないようにする3:2で選んだ人を使ってデモをさせ、ガス抜きとする。 このとき、公安が活躍する場を設ける4:公安の活躍により逮捕者を出し、反対派に 圧力をかけるまあ、こんな感じでやっていきますよね。それから、目くらましも必要です。反対派が増えないようにするため、関心を持たない人達をそのままにしておきたいわけです。そのためには、キャッチーな言葉で目くらましも必要です。人々の同情も方向違いで集めなければなりません。つまり「絆」や「食べて応援」「全国で瓦礫処理して応援」などなど。誤誘導と金儲けをセットでやりましょう。1:芸能人の話題を提供する(バカにはAKBで十分だろ)2:外国の事件を提供し目を向けさせない。3:バラエティ番組を増やす4:事故現場近辺の「大丈夫」な映像を流すさて、それでも「実害」は時間の経過と共に表面化する危険性があります。チェルノブイリという前例があります。どうしましょう?1:秘密にできる法律を作るということですね。これで完璧でしょう。今後は「分断統治」では成り立たない局面があちこちから出てくる。だから、次の方法である「外敵」を煽ることに。「愛国心」という必殺技で、一括統治期間に移行。意義を唱えるものは「法律」で逮捕。ここでも「愛国者」かどうかという「差別」が用いられます。統治と差別は切り離せない。支配者の便利な道具。特定秘密保護法の役割は、大きく言うと1:原発関連の情報の隠蔽2:武器輸出関連の情報隠蔽3:異分子の排除4:TPP加盟後の情報隠蔽であると言えます。もちろん、いつでも開戦できるというカードも持っています。「一括統治期間」における「外敵」を誰にするのか。911では、テロリストからのイラクでしたが、必勝パターンは繰り返し使われるので日本国内で事件 → 仮想敵国との交戦なのでしょうか?金儲け至上主義者たちからすれば、日本の国民が我々である必要はなく、移民で十分、なわけですが。統治者は言葉の言い換えが大好きです。全滅 → 総玉砕敗退 → 転進戦死 → 散華 などなど。挙句の果てには「積極的平和主義」と。開いた口がふさがりません。「実害」を「風評被害」と言い換えるのは歴史的に得意中の得意。昭和10年代の愛国歌謡にあった、「こわい こわいも ヒョウタンお化けだよさほどでもない毒ガスよもっとこわいが流言だどっこいその手にかかるな のるな勝つぞ勝とうぞなにがなんだ空襲だ負けてたまるか どんとやるぞ」とか歌ってた どアホな歴史を持っていますから。毒ガスより流言がこわいそうで。放射能より風評被害がこわい と言ってるの、まったく同じでしょう?ここが理解できない人には何を言っても無駄だけど。ということで、分断統治と差別意識についてでした。さて、上の歌詞で「負けてたまるか どんとやるぞ」というのがあって、この時代から変わらぬ「方向性のないやる気の鼓舞」や「具体性のない行動意欲の鼓舞」に関してアホ過ぎるにもほどがある、と思うのですが現代もこれをずっと引き継いでいるわけです。たとえば、巨人の星。まあ、ゴミ売りさんなのでわかりやすいですが、あの歌詞を思い出してください。「血の汗流せ 涙を拭くなゆけゆけ ひゅうま どんとゆけ」「どんとゆけ」ってもう、バカなの?アホなの?という歌詞ですよね。あの歌の歌詞を全部見ると、そのまんま「軍歌」。精神論で戦争に勝とうとした頭がおかしい連中がそのまま現代にも残っているわけです。それがブラック企業にもつながるし、部活で体罰にもつながっている。ついでに「集団同調圧力」だと、原発推進企業つーか、原子炉関連メーカーの東芝ですがサザエさんの歌詞。うちと おんなじね 仲良しねあなたも サザエさん 私も サザエさん笑う声までおんなじね あっはっはっはおんなじねもう、歌詞作った奴の顔が見たいわけですがバカなの どバカなの?というくらいの「同調圧力」かけまくりですよね。サザエさんを理想とし、ああいう家族生活をしなさいと。何も考えるなと。さすが、東芝。統治者と愉快な仲間たちは頭が弱いなりに 考えてきて、行動してきたのです。だから、今がある。美しい国になっちまいましたね。さて、世間の話題を。独占禁止法という法律があります。その昔「米騒動」に懲りた人達が作りました。うそです。公正取引委員会という、ある程度独立した組織があり、そこが、談合やカルテルを監視します。今回、その独占禁止法における、公正取引委員会の審判制度が廃止になりました。これは何を意味するかと言うと「米騒動」です。うそです。中学生のために書いておくと、たとえば、なぜか自販機の缶コーヒーは120円。キリンもサントリーもコカ・コーラも、なぜか120円。まあ、「なんか取り決めがあったの?」という話ですが金額が金額なので公取委も華麗にスルー。カルテルとは、同業他社と話し合い、値段を吊り上げる操作をすること。なので、缶コーヒーはともかく、金額が大きくなった場合や私たちの生活に直接影響するものはカルテルをやられると被害が大きいのですね。今回、この審判制度が廃止になったことで誰が嬉しいのかということですが、この法案を提言したのが「経団連」なのでそういうことです。しかし、とことんまで腐ってますね。TPPや武器輸出を視野に入れたわけで。私たちの暮らしは悪化するわけで。