「江戸300藩の意外なその後」という本を
斜め読みしていたのですが、
明治維新によって、各藩がどちらにつくか、
誰と戦うべきかなどに悩んだ様子がわかります。
分割統治の弱点である、外部から
クーデターをそそのかされたグループが
いくつか連携すると、統治が崩壊するという
まあ、薩長とイギリスがあれなんですが、
司馬史観は、罪深いですね。
坂本竜馬が英雄とかね。ただの武器商人なのに。
ともかく、明治維新を起こした連中は、
本当のことを知られたくないわけで。
だから、明治維新はすばらしいこと、
という教育をし、かつ江戸時代はひどかった
と刷り込んだわけです。
青空文庫で江戸時代の話を読んでみると
当時の様子がある程度わかりますが、
いわゆる「時代劇」としてテレビで放映された
フィクションのほうが、一般的な認識ですよね。
坂本竜馬への認識と同じように。
西欧至上主義と日本文化の破壊。
文明開化とは、物質至上主義への移行。
大量生産と大量消費につなげるもの。
そして、愛国心教育と日露戦争。
80年以上も続く借金返済。
いやはや、見事なものです。
さて、軽く復習が終わったところで、
今後について少し。
対外的には日本の孤立化が促進中。
それは
集団的自衛権に関する内閣側の発言。
放射能汚染水の垂れ流し。
等によります。
国内では弾圧と搾取の強化。
それは
秘密保護法の施行。
消費増税。
等によります。
そこにあれこれと絡むわけですが、
絡むのは全部金儲けによる争いです。
ノロウイルスがー 子宮頸がんワクチンがー
ワクチン効かないインフルがー
などの医療系の金儲けや
ガスエネルギーにー 原発再稼動にー
ガソリンいらない車にー
などのエネルギー関連の金儲け、
そして「国家戦略特区」という
金儲けの場所を分割する話。
これは、お祭りのときに屋台を出す場合、
誰がどこに店を出せるかという話をし、
取り仕切る人がいるのですが、
それと似たようなものです。
ただ、お祭りに来た人たちは、自分の
買いたいものを選択して買えますが、
戦略特区は、そこにいる人たちが
身ぐるみはがされて、放り出されるか
殺される、という違いはありますが。
まとめると、
どうせ原発爆発した国だから
死期を早めてしまえと。
その前に儲けたい奴等は好き放題にやっとけ
という話です。
アヒル保険なんて、火事場に現れて
お金になりそうなものを
「安全のために私が預かっておきましょう」
と言って、そのまま懐に入れて返さないという
極悪人なわけです。
まあ、こういうことをつらつら書いても、
理解してもらえる人はごく少数なわけで。
ここできわめて一般的な方のご意見を
拝見しましょう。
おぎの夏子 @oginonatsuko
人工雪とか人工地震とか投票用紙の偽装とか、
よくまあいい年こいて次から次へと
引っかかる人がいるもんだ。
ちょっと耐性ひくすぎるんじゃないの。
だそうです。
これが「普通」なのだと思います。
自分の狭い狭い知見だけで判断し、
自分が絶対正しい。
神様の誕生です。
コメント
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