福山雅治さん新作発表 原爆被害のクスノキ歌う
2014年4月2日 23時41分
福山雅治さんが歌の題材にした被爆クスノキ=1999年2月、長崎市の山王神社 |
長崎市出身の歌手で俳優の福山雅治さん(45)が、長崎の原爆被害を乗り越えた被爆クスノキをテーマにした新曲「クスノキ」を2日、発表した。福山さんは過去にラジオ番組で親が被爆していたことに触れ「僕は被爆2世」と語っていた。
被爆クスノキは、長崎市の山王神社の境内にある。1945年8月9日の原爆投下による爆風や熱線で幹をもがれながら、約2年後に新芽を出し、平和や生命力の象徴として親しまれている。
歌詞は、クスノキが爆風や黒い雨を浴びながらも、たくましく生きる姿を描く。新作アルバム「HUMAN」に収められている。
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