初めてきく名前。国立新美術館で中村一美の絵画のタイトルから。絵の具の無駄遣いをまざまざと見せ付けられる。初期作品は駄作の山。デッサン力はかなり低レベル。しかしながら魅力を感じるモチーフとタイトル。突き抜けた思い切りの良さは拍手してあげる。馬鹿、気違い、天才…なんと呼ばれてもいいようなアーティスト。少し前なら夢中でコレクションしたかも。以前所有していた作品が展示されている。精神を病んでいる方には格好のコレクションアイテムかも。絵画の謎解きする時間が自分にはない。精神錯乱少し出前の病人には多少の薬になるかも知れない。壁紙にラインを描かないと最後の方は場が持たないのかキュレィターかアーティストの苦肉のアイディア?自分の体力の衰えと意志薄弱で中村一美の絵画に向き合いきれないのは少しばかり残念なこと。(続く)