横溝正史の世界展
推理小説作家、横溝正史の文庫本に使用された「挿絵」の展示会が山梨市の根津記念館で、開かれています。
展示会は、山梨市出身の実業家、根津嘉一郎の実家を改装した根津記念館で開かれ、推理小説作家、横溝正史の文庫本の表紙に使われた「挿絵」およそ50点が並べられています。
「挿絵」はイラストレーターの杉本一文さんが手がけたもので、横溝作品の「おどろおどろしさ」を表現するため、独特のタッチで描かれています。
なかには、映画化されてブームとなった「犬神家の一族」や「悪魔の手鞠唄」などの挿絵もあり、多くのファンが訪れているということです。
山梨市教育委員会の根津記念館担当の中島和人課長補佐は「当時、私も好きでよく読みましたが、なつかしくもあり、ぜひ見に来て欲しい」と話しています。
「横溝正史の世界展」は今月29日まで、山梨市の根津記念館で開かれています。
06月22日 07時02分
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