紙幣の切り替え・デノミの準備に入る日本政府 nevada
株式市場で昭和20年代の通貨単位が登場しているのをご存じでしょうか?
銭
210円50銭
このような株価となっているのです。
日本の最低通貨(硬貨)単位は『1円』であり、『銭』という硬貨は今は存在していません。
ところがあっというまに株式市場には登場したのです。
また麻生財務大臣は以下のように述べています。
『たんす預金が800兆円もあるのはおかしい』
実際にはそのような現金など日本には存在していませんが、なぜ麻生財務大臣はそのような発言をしたのでしょうか?
金曜日発送のワールドレポートにて解説致しましたが、世界は今や緊縮財政、出口戦略をとりはじめており、日本だけが¨バズーカ砲¨と言われる金融緩和を継続し財政支出を拡大させてしています。
来年度の概算要求は100兆円を突破すると言われています。
そこに第2のリーマンショックが襲って来れば金融面でも財政面でもぶくぶくに拡大した日本は一瞬にして破綻することになります。
その破綻を利用して政府が紙幣の切り替え・デノミを断行しましても何ら不思議ではありません。
財務官僚は優秀なシンクタンクそのものであり、意味のないことはしません。
しないどころか、分からないように、周りが気づかないように根回しを行い、仕掛けを忍ばせます。
財務大臣が述べた国民の『たんす預金800兆円』を一瞬にして消去し、新しい紙幣(円と銭)に切り替え、100分の1になった日本政府券で一人上限3000円(現在なら30万円)を支給するとすれば、高齢者を中心に蓄えている預金は上限で現行の30万円しか交換出来ない訳であり、これを超える預金は全てが無効になる訳であり、一瞬にして公平な社会が出来上がります。
国債1000兆円も政府破綻としてデフォルトすれば、90%以上が日本国民(年金基金保有分も含みます)が所有している訳であり、対外的にもたいした問題ではありません。
国民の平等と国債の消去が同時に達成できるのが、デノミと紙幣の切り替えとすれば、《円単位》が《銭単位》が導入された今、その準備は整ったとも言えます。
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