【重要】福島県の甲状腺検査、一年毎に線量の高い場所から離れている事が判明!双葉町などは平成23年以降に検査せず! new!!
福島県が定期的に発表している小児甲状腺がんの調査結果ですが、福島原発から比較的近い場所のエリアでは平成23年以降に検査を殆どやっていないことが分かりました。福島県が発表した県民健康調査結果概要(暫定版)によると、平成23年から平成25年の間に高線量地帯から比較的線量の低い場所に検査場所を移動させているとのことです。
平成23年(2012年)は福島原発に近い双葉町や浪江町などで甲状腺検査をしていますが、翌年の平成24年(2013年)は福島市や二本松市などの原発から離れた場所で検査をしています。
そして、平成25年に至っては線量がかなり低い場所もある西側をメインに甲状腺検査を行っていました。放射能被ばくによる甲状腺癌は日数が経過するほど発症率が上がるため、これでは地域別の正確な発症数を把握することは不可能だと言えます。
尚且つ、線量が高い場所の検査を平成23年以降にしていないことにも強い違和感しか感じられません。このようなズサンな甲状腺検査でも毎回のように癌確定数が増加しているわけで、本来の値は更に高い可能性が高いです。
☆県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【暫定版】
URL https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/80430.pdf
☆福島:甲状腺がんの子ども57人に 健康調査
URL http://mainichi.jp/select/news/20140825k0000m040056000c.html
引用:
東京電力福島第1原発事故の健康影響を評価する福島県民健康調査の甲状腺検査で、甲状腺がんの診断が確定した子ども(震災当時18歳以下)が、前回5月の公表から7人増の57人に、疑いがあるケースを含めた人数は14人増の計103人(良性を除く)となった。調査を担当する福島県立医大は、地域別発症率に差がないことや被ばくの影響を受けやすい0〜5歳の発症が少ないことなどから、「被ばくの影響は考えにくい」としている。
:引用終了
☆記者会見・前半~第16回福島県「県民健康調査」検討委員会
☆福島 子どもの甲状腺がん、疑い含め104人
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