小さな盆栽展
愛好家たちが長年にわたって大切に育ててきた、手のひらに乗る大きさの小さな盆栽を集めた展示会が下関市で開かれています。
この展示会は、下関市園芸センターが多くの人たちに盆栽の魅力について知ってもらおうと開いたもので、会場には、手のひらサイズの小さな盆栽、およそ20点が展示されています。
このうち、小林信昭さんの作品は、7年ほど前に山で見つけた「みつばあけび」を育てたもので、ことし初めて付けた実は、5センチほどの幹を上回る大きさになり、鉢よりも下に垂れ下がったユニークな作品です。
また、村上博威さんの作品は、庭木の枝を切って挿し木で育てた「チロリアンランプ」という植物で、幹の先に赤い花が1輪だけ咲いた愛らしい作品です。
このほか、20センチほどの高さに調整された「津山ひのき」や、1センチにも満たない小さな花を付けた「寒ぐみ」などが展示されていて、訪れた人たちは、小さな盆栽に顔を近づけるなどして熱心に観賞していました。
この展示会は、下関市園芸センターで今月13日まで開かれています。
10月11日 19時10分
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