日本海側から、放射線量が上がってきています。赤い放射能マークは、警報の一歩手前。
ウクライナから偏西風に乗って飛んできているのかどうかは断定できませんが、九州全土で急激に線量が上がっているのは確かなことです。
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とりあえずの放射性ヨウ素の防護の仕方
ウクライナのザポリージャ原子力発電所で起きたトラブルの続報は、情報の速いロイターでも出ていません。
・ロイターのツイッター
日本でも、エンジニアのツイッターから情報を取ってください。
・cmk2wl
・sakai_meg
日本のメディアは、選挙運動期間中ということで、原発再稼動推進政党に不利になるという理由から、これからも報道しないでしょう。
まるで、アマゾンの奥地の未開のジャングルのように、呪術で生きている集落のような国が日本です。
世界に類がないほど、どうしようもなく愚劣な政治家たちとマスコミです。
さて、子供の追加被曝については、用心にこしたことはありません。
といって、安定ヨウ素剤、ヨウ化カリウムを持っている人は少ないでしょう。
また、放射能プルームの濃度が判明しない限りは、そこまで考えなくてもいいか、と考えている人もいるでしょう。「副反応がどう出るか、分からないから心配だ」と。
安定ヨウ素剤は、使い方が難しい。
福島第一原発事故の近隣住民が被曝した時のような顕著な場合を除いて、放射能のプルームが降下してくるタイミングに合わせて服用するなどは素人には、ほぼ無理です。
また、今回のような、「ごくごく、うっすら、そして、たぶん長期間」飛んでくることが想定される場合は、持続性の問題があるので、実際的には使えないでしょう。
そこで、昆布を食べてください。以下の囲み記事に要点のみ書きます。
・昆布飴、酢昆布(都こんぶのような)、昆布の味噌汁、昆布のスープなどを食べてください。
これなら食品なので、躊躇することはありません。
・安定ヨウ素剤の1錠は、ヨウ素50ミリグラム(mg)に相当し、乾燥昆布では40グラムの量に相当します。
ある学者が、過酷な事故を起こした原発近隣の住民であれば、大人2錠を服用する必要があるので、それに相当する昆布を80グラム食べて被曝の用意をしなければならない。だから、現実的でないと言います。
実際に、それだけの量を、事故が収まるまで毎日食べ続ければ、甲状腺機能低下症になってしまうので、(食べ過ぎ)危険です。
そこで、今のような、「うっすら飛んでくる場合」なら、以下の方法が良いです。
・毎日、昆布飴1粒をなめる。(大人)
・酢昆布1枚程度を食べる。
・昆布茶、昆布茶づけ、昆布だし料理などを毎日食べる。
大切なことは、「うっすら」でも、それが続いている間は、毎日欠かさず食べ続けることです。一日、忘れてしまうとヨウ素の防護効果は落ちてしまいます。
あるいは、医者に頼んで、「ヨウ素レシチン錠」を処方してもらって、過不足ない必要量を毎日、飲んでもいい。(そういう、まともな医師がいればの話)
昆布飴メーカーに問い合わせたところ、昆布飴100グラム当たりに含まれているヨウ素は、平均1.1ミリグラム(mg)とのこと。
昆布飴1個は、4.5~5グラムだから、ふくまれているヨウ素は0.05ミリグラム(mg)ということになる。
一方、昆布のヨウ素含有量は、産地によってもばらつきが大きいが、食品交換表によると、乾燥重量にして1グラムにつき、ヨウ素1.3ミリグラム(mg)を含有している。昆布飴1個分のヨウ素を摂ろうとするなら、乾燥昆布約40ミリクラム(mg)でよい、という計算になる。
この量なら、1ヵ月以上、毎日続けても問題になることはない。
妊婦でも授乳中でも心配はいらない。乳幼児も体の大きさに見合っただけの量でよく、心配はいらない。
ちなみにヨウ素の大人の耐要上限量は、1日2.2ミリグラム(mg)で、乾燥昆布だと1.7グラム程度。昆布飴なら44個分に相当する。
これ以上、毎日食べ続けると、過剰になる。
これを無視して、毎日、これだけの量(昆布飴換算で44個以上、毎日なめ続ける、ということ)を取り続けると、甲状腺機能低下症になる可能性があるが、すぐにやめれば元に戻る。
これなら食品なので、躊躇することはありません。
・安定ヨウ素剤の1錠は、ヨウ素50ミリグラム(mg)に相当し、乾燥昆布では40グラムの量に相当します。
ある学者が、過酷な事故を起こした原発近隣の住民であれば、大人2錠を服用する必要があるので、それに相当する昆布を80グラム食べて被曝の用意をしなければならない。だから、現実的でないと言います。
実際に、それだけの量を、事故が収まるまで毎日食べ続ければ、甲状腺機能低下症になってしまうので、(食べ過ぎ)危険です。
そこで、今のような、「うっすら飛んでくる場合」なら、以下の方法が良いです。
・毎日、昆布飴1粒をなめる。(大人)
・酢昆布1枚程度を食べる。
・昆布茶、昆布茶づけ、昆布だし料理などを毎日食べる。
大切なことは、「うっすら」でも、それが続いている間は、毎日欠かさず食べ続けることです。一日、忘れてしまうとヨウ素の防護効果は落ちてしまいます。
あるいは、医者に頼んで、「ヨウ素レシチン錠」を処方してもらって、過不足ない必要量を毎日、飲んでもいい。(そういう、まともな医師がいればの話)
昆布飴メーカーに問い合わせたところ、昆布飴100グラム当たりに含まれているヨウ素は、平均1.1ミリグラム(mg)とのこと。
昆布飴1個は、4.5~5グラムだから、ふくまれているヨウ素は0.05ミリグラム(mg)ということになる。
一方、昆布のヨウ素含有量は、産地によってもばらつきが大きいが、食品交換表によると、乾燥重量にして1グラムにつき、ヨウ素1.3ミリグラム(mg)を含有している。昆布飴1個分のヨウ素を摂ろうとするなら、乾燥昆布約40ミリクラム(mg)でよい、という計算になる。
この量なら、1ヵ月以上、毎日続けても問題になることはない。
妊婦でも授乳中でも心配はいらない。乳幼児も体の大きさに見合っただけの量でよく、心配はいらない。
ちなみにヨウ素の大人の耐要上限量は、1日2.2ミリグラム(mg)で、乾燥昆布だと1.7グラム程度。昆布飴なら44個分に相当する。
これ以上、毎日食べ続けると、過剰になる。
これを無視して、毎日、これだけの量(昆布飴換算で44個以上、毎日なめ続ける、ということ)を取り続けると、甲状腺機能低下症になる可能性があるが、すぐにやめれば元に戻る。
以上は、名取春彦著の「放射線はなぜわかりにくいのか」のP247から「安定ヨウ素剤では住民を守れない」から抜粋してまとめたものです。
この本は、原子力ムラとは無縁の本当の意味での「権威」によって書かれた実践的な本です。
もともと放射線医療従事者向けに書かれた本ですが、一般のお母さんでも読むことができます。
わかりにくい放射線、そして分かっている範囲内の放射線防護法など、すべてが書かれています。
これからは中国の原発も脅威になります。一家に1冊は必携です。
関心のない人は読まなくてもいいでしょう。面倒くさいことに関わっている時間はなくなりました。
日本は、いよいよフェーズⅢに突入します。
フェーズⅠは、地震・津波と原発事故、フェーズⅡは、無法者政治家たちと霞が関、原子力ムラによるモラルの崩壊と法治国家崩壊、フェーズⅢは、経済崩壊と戦争への道程・・・
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