EUの研究チームの内輪の議論では、「56,000平方キロメートルの地域が、1平方メートル当たり4キロベクレル以上汚染されている」と言っていたわけです。 日本の国土の総面積は377,900平方キロメートル。56,000平方キロメートルは、14.8%に当たります。 しかし、EUの研究チームは、内輪でもっとも低い評価の「約34,000平方キロメートル以上の地域が1平方メートル当たり4キロベクレル汚染されている」という表現に後退させて論文を作成し、査読に回したのです。 それをビジュアル化したものが下の図です。 20140304-2.jpg しかし、研究チームの本音は「56000平方キロメートルの地域」……。 これは、正方形に見立てると、一辺が約237キロメートルになります。 つまり、東京都はすっぽり入っているということになります。 放射性ヨウ素の大気中への放出量は、国が出した算定などより、もっとずっと多かったということです。 この史上例を見ない凶悪犯罪にかかわった官僚、学者たちが、海外の精緻な調査によって国際法廷に引きずり出される日が来ることを世界中の人々、特に怒り心頭に発しているアメリカ人は日本人以上に願っているでしょう。 EU報告によって、医師の言うことが正しいことが証明された 東京小平市の三田医院は、小さな子供を持つ母親たちの駆け込み寺になっています。 都内や神奈川県、千葉県などから来院した1,500人以上の人たちに、甲状腺エコー検査や血液検査を行ってきました。 その結果、白血球の数の異常や、好中球に異常がみられる子供たちが多数出たのです。
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