今日は朝5時に起床する。4時間弱の睡眠。急いで荷物をまとめ軽く五穀スープとカボチャスープを飲み東京駅に向う。新幹線で越後湯沢経由ホクホク線で金沢へ…9か月?振り。記憶では20回位金沢には来ている。もう二度とホクホク線で金沢に行くことはないと思ったので雪景色をしっかり見ようと努めた。絶景の冬山に日本の素晴らしさも再認識。途中からコンセルトへボウと坂東玉三郎さんの阿古屋をDVDで楽しむ。ホテルに荷物を置き片町でランチをいただく。のどぐろの唐揚げを初めて食べる。12センチ位の小振りののどぐろは骨ごとパクリ…内心セシウムとストロンチウムが気になったけど開き直る。2年以上前に気仙沼の漁船が津軽海峡を通って福井沖から沖縄で発見されたというNEWSを知っていたので海流の悪影響も考えたけど、能登半島のナマコも梅貝もヒラメも結構食べてしまった。冬のお魚は美味しいのは今更言うまでもない。その後金沢城跡を散策し、兼六園の茶店でお抹茶をいただく。兼六園には通算5回は訪れたと記憶してるけど、雪もなくてとても清々しい景色を楽しむことが出来た。成巽閣(せいそんかく)を初めて見学する。加賀前田家奥方御殿は1863年に造営され1階は書院造り、2階は数寄屋造りで重厚感溢れる建物。収蔵品も充実していて当時の大名家の暮らしぶりがよく理解出来る。特に衣装と雛人形の質が高いと感じた。刺繍された小物も実にいい出来。必見は2階群青の間。おそらく日本中どこにも存在してない特異な空間だと思うんだけど…途中で雨が激しく降って来たのでタクシーでホテルに戻り夕方三幸におでんを食べに行く。5時15分に入ったにもかかわらず満席状態、1時間20分待たされてようやくカウンター席に座ることが出来幸せモード全開!お腹いっぱい食べても3000円ちょっと…スーパーグルメの松井選手もよく来る名店、神田川俊郎の書画には日本一美味しいおでん…と店内に掲示。有名人が大勢食べに来てるお店だけど、京都のおいとという名前のおでん屋さんと違ってお高くとまってないのが金沢らしさかも。金沢はおでんが隠れた名物。このことは先週偶然TVを観て知ったんだけど。菊一、赤玉も有名なおでん屋さん。その後、酒と人情料理いたるで香箱かにと白子を食べホテルに戻る。ということで今日は聴覚と視覚と味覚だけを刺激した1日だった。
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