今のエリザベス女王につながるウィンザー家はヴェネチアの黒い貴族の系譜であり、
彼らは、もともとローマ・カトリック教会(バチカン)を騙して、十字軍遠征を演出し、中近東からの略奪を繰り広げた。
しかし16世紀、金貸しが台頭してくるとローマ法王庁は、次第に金貸しに対する批判を強めるようになる。
それに対抗すべく、ヴェネチアの黒い貴族たちがたてた戦略が、
一方では、内部にスパイ勢力というべきイエズス会を作り出し、他方では、拠点を(ローマから離れた)イギリスに拠点を移す戦略であったという。
実際に、イギリスのキリスト教はバチカンとは別のイギリス国教会という組織によって仕切られている。はじめはドイツを中心に宗教革命を引き起こし、バチカンからの独立を図るとともに、南米・アフリカ・インド交易に有利な海洋貿易の拠点としてイギリスを押さえにかかったのであろう。
そしてこの黒い貴族たちが、ヴェネチア→ドイツ→イギリスと拠点を移し変えるのに、付き従いながら、新参ものの宮廷ユダヤたる、ドイツ出身のロスチャイルドも、その拠点を、イギリスに移していった。
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