1.稲作の伝来について
イネは今から一万数千年前に中国の長江(揚子江)中流域で栽培し始められて、それが四方八方に広がり、日本には縄文時代中期(5~6千年前)に、長江下流域の河姆渡付近から伝わっただろうと言う事がイネの遺伝子研究により分かっています。
朝鮮半島を経由してきたのか否かについては、朝鮮半島には日本よりも古い稲作の遺跡が発掘されていない事から稲作は日本に直接伝わったのではないかと言う説が現在では主流になって来ています。
2.金属器の伝来について
これも中国から伝わって来たようです。日本における金属器の使用は弥生時代(紀元前500~1000年)からですが、中国では良渚文化(紀元前2200~3500年)の遺跡から青銅器が見つかっています。
朝鮮半島の金属器使用は日本よりも若干古いようですので、日本への金属器は朝鮮半島を経由してきた可能性が高いようです
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