物に感激しては食うことも忘れ、努力の中に楽しんで憂いを忘れ、年を取ることを知らない」といった意味であります。何事にも集中して詰まらぬことに気を散らすことなく、何時も精神が潑剌(はつらつ)と躍動していなくてはならないと思います。
安岡正篤先生は御著書『運命を創る』の中で、「何ものにも真剣になれず、したがって、何事にも己を忘れることができない。満足することができない、楽しむことができない。したがって、常に不平を抱き、不満を持って何か陰口を叩いたり、やけのようなことを言って、その日その日をいかにも雑然、漫然と暮らすということは、人間として一種の自殺行為です」と言われています。
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