01 8月 日本国民から集めた血税をポケットマネーのように自由に使い回す「数土文夫(すどふみお)」という怪しげな人物。
新国立競技場のザハ・ハディドのデザインについて、白紙撤回するとか何とか、上の方では未だに騒々しい争いが続いているようですが、彼らの動きを見ていると、どうも単純に「大和族」と「出雲族」、または「月派」との戦いという風には思えなくなってきました。
○どこまでも怪しいザハ・ハディドと安藤忠雄と新国立競技場。今回の騒ぎもやはり「大和族」と「出雲族」との争いが原因か。
もっと単純に考えて、新国立競技場の利権にあやかれなかった人たちが、この利権にあやかった一部の人たちに対して怒り狂っているのではないかという気がしてなりません。何しろ、新国立競技場の建設には、何千万というお金が動くわけですから。
これほどの大金がまんべんなく数多くの人たちに配られれば、これほどの大騒ぎになることはなかったでしょうが、この大金が一部の人たちに独り占めされている……。
この現状に業を煮やしたゼネコン関係者が大勢いる……というのが、この騒動のそもそもの原因ではないでしょうか。
では、この利権を握っている一部の人というのは一体誰なのか。
驚くべきことに、それは一部の人たちというよりも、一人の人と言った方がいいものでした。たった一人の人間が、この何千万というお金を牛耳っているのです。まるでマンガのような話ですが、これは本当の話です。
では、その人物が誰なのかというと、「数土文夫(すどふみお)」という人物です。
「数土文夫(すどふみお)」は、もともとはNHK経営委員長だったのですが、「3.11」が起きた際、自らこの職を辞め、「東電」の社外取締役へと就任しました。(現在は「東電」の会長に就任。詳しくはこちら)
しかも、無報酬で!!
彼は、NHKの経営委員長だった頃には年収3000万円をもらっていたらしいのですが、「3.11」騒ぎがまだ冷めやらぬ中、2012年5月にいきなり「NHK」を辞め、無報酬で「東電」の社外取締役に就き、自分が「東電」の責任をとることにしたと発表。
詳しくは以下のリンクをご覧下さい。
○数土文夫 逆にNHK委員長辞職し東電社外取締役へ 年収3000万超→無報酬 その背景を探る
はっきりと言います。この人物が、本当に無報酬でこんな面倒な仕事にわざわざ就くわけがありません。何らかの報酬が期待できたからこそ、いえ、保障されていたからこそ、わざわざNHKの委員長を辞めて「東電」の取締役に就いたに違いないのです。
いいえ。もっとはっきりと言いましょう。彼がこうして「東電」の社外取締役になったことで、「東電」は完全にこの国に乗っ取られてしまいました。
というのも、彼が「東電」の社外取締役になったのが2012年の5月。で、「東電」の国有化が決まったのが、その僅か二ヶ月後の2012年7月です。これが単なる偶然であるわけがありません。
○東電国有化が完了 原賠機構、1兆円出資 :日本経済新聞
で、この「東電」は我々庶民に何も知らせぬまま、日本の各地に幾つもの怪しげな「地下発電所」を作っています。「東電」という会社は、表向きに知られているような単なる電力会社ではないのです。詳しくは以下のリンク記事を御覧ください。
○JAL123便の墜落現場の地下に世界最大級の発電所が作られているという現実。まさに悪魔崇拝と核兵器開発の拠点でしょう。
で、「数土文夫」がこうして「東電」の社外取締役に就いた後、「東電」は福島第一原発の1号機から4号機の周りを「凍土遮水壁」でぐるっと囲み、地下水の流入を阻むという工事を発注。
これまた実に怪しげな工事です。この工事自体、あまり意味がないと言われているにもかかわらず、「東電」は320億円という大枚をはたいてこの工事を断行したのですから。
やはり彼らは、またしても福島の地下に何やら怪しげな施設を作ろうとしているのではないでしょうか。これについては先日の読者対談でもお話ししています。
○RAPT×読者対談〈第14弾〉3.11と東京オリンピックと大阪都構想とリニアコライダー(ヒッグス粒子)。全ては一つにつながっている。
しかも、この工事を受注したのが「JFEホールディングス」なのですが、実はこの「JFEホールディングス」の社長がなんと「数土文夫」その人なのです!! なんということでしょう。
----------------(以下、ウィキペディアから転載)
數土 文夫(すど ふみお、1941年(昭和16年)3月3日 – )は、JFEホールディングス第2代社長・相談役、前日本放送協会経営委員会委員長。
東京電力取締役会長。 剛腕の経営者として知られ、為替、金利など経済・経営全般に関する発言も見られる。
中国の古典を愛読。兄の直方はエスエス製薬名誉会長。
----------------(転載ここまで)
この工事を発注したのが「東電」で、その社外取締役が「数土文夫」。一応、現在は「東電」の会長になっています。
で、この工事を受注したのが「JFEホールディングス」。で、その社長が「数土文夫」。
要するに、自分が自分に工事を発注したようなものです。
しかし、彼自身がそのお金を払ったのならまだいいのですが、「東電」がその工事のために支払ったお金は、国民から集めた血税なのです。あり得ないですね。
したがって、「数土文夫」がわざわざ「NHK」をやめて「東電」に入ったのは、国民の血税を自らのポケットの中に流し込むためだったと考えられるわけですね。
こうすれば、いくら「東電」から給料をもらわなくても、「JFEホールディングス」の社長として大量の給料を手にすることができます。
しかも、現在の彼は社外取締役から会長になったわけですから、今では「東電」からも莫大な給料をもらっているに違いありません。
いやはや。考えたものです。こういうことは我々庶民の頭では考えつきませんね。
○血税で不要工事?數土文夫会長関与か?JFEが福島原発工事に参入出来た理由!フライデー
しかし、これぐらいで驚いてはいけません。
現在、福島第一原発では8階建ての「大型休憩所」の建設が行われているのですが、この工事を請け負っているのが「大成建設」。
1200人もの作業員を収容出来る大型施設とのことで、その建設費用は十数億。
○數土文夫フライデーで新たな癒着発覚!大成建設:速報!あるとの注目トピック
で、なんと「数土文夫」は、この「大成建設」の社外取締役をも務めているのです!!
「東電」を介して、国民から集めた血税が「数土文夫」と関わりのある会社に次々と流し込まれているというわけですね。
そして、なぜかこのことは「数土文夫」のウィキペディアの記事には載っていません。どうしてなのでしょうか。
○数土文夫 – Wikipedia
しかも、「数土文夫」はこれ以外にも、「LIXILグループ」「武田薬品工業」の社外取締役も兼任しています。
つまり、彼は「JFEホールディングス」の社長と、「大成建設」と「LIXILグループ」「武田薬品工業」の社外取締役、そして「東電」の会長という五つの職を掛け持ちしているわけです。
○原発事故をビジネスにする東電・數土文夫会長!廃炉工事の発注も受注も関係会社 : J-CASTテレビウォッチ
ここまで来ると、勘のいい方はもう既にお気づきでしょう。
新国立競技場の工事を請け負ったのは「大成建設」でしたよね。
ですから、これまた「数土文夫」のポケットに巨額の税金が転がり込むというわけです。実にありがたいお話ですね。
----------------(以下、こちらから転載)
新国立競技場の建設を巡り、事業主体のJSCは9日、本体部分を施工する大成建設と最初の契約をした。分割発注で、今回の契約額は32億9400万円。10月の着工に向けて順次発注していく。
JSCによると、この日の契約は免震装置の金属製部品など資材調達に関するもの。
総工費2520億円の内訳は、本体部分と周辺整備を行う大成建設が1570億円、巨大アーチなど屋根部分をつくる竹中工務店が950億円で、同社との契約時期は調整中という。(2015年07月10日)
----------------(転載ここまで)
しかも、新国立競技場で最もお金がかかるのはアーチ型の屋根だと言われていますが、この屋根は鉄で作られます。ということは、この屋根は製鉄工場に発注がかけられるということです。
で、製鉄というと「JFEホールディングス」ですね。
上の転載記事を見てもお分かり通り、一応、表向きではこの屋根の工事は「竹中工務店」に発注したということになっていますが、「竹中工務店」には製鉄はできません。なので、製鉄は「JFEホールディングス」が請け負うことになるはずです。
いやあ。「数土文夫」、ボロ儲けですね。
また、つい最近、NHKの新社屋が3400億円で建設されるとの発表がありましたが、確か「数土文夫」は元NHKの経営委員長でしたよね。
こうなってくると、この工事にも「数土文夫」が絡んでいるのではないかと疑わざるを得ません。というか、彼が絡んでいるこそ「3400億」もの大金が必要なのではないでしょうか。
何しろ、2003年に麹町から汐留に移転した日本テレビの新社屋の建設費は「1100億円」。
六本木ヒルズ内に完成したテレビ朝日の新社屋の建設費は「500億円」。
日本テレビの新社屋が三軒も建ち、テレビ朝日の新社屋が七軒も建つ値段で、NHKの新社屋が建設されるというわけです。こんなことが本当にあり得るでしょうか。
NHKの籾井勝人会長は、この「3400億円」という額の根拠について問われたとき、『他局の建設費を参考に算出した』と答えたようですが、詳細については明らかにしていません。
要するに、「3400億円」のうちの何割かが「数土文夫」とその関係者のポケットに入る(入った)ということです。
さらに付け加えるなら、「数土文夫」は「武田薬品工業」の社外取締でもあるわけですが、ここのところ、「大成建設」は医薬品工場のコンサルティング業務を積極化しているとのこと。
○大成建設、医薬品工場のコンサル加速‐「GMP」対応展開など、850件の実績が武器:日刊工業新聞
しかも、この「GMP」には厚生労働省が関わっていますから、ここに国民の血税が流し込まれていることは明白です。
○GMP – Wikipedia
さらに、「数土文夫」のお兄さんも「エスエス製薬」の名誉会長ですから、兄弟そろって我々の税金でボロ儲けしているということになります。
ということで、この「数土文夫」がいるところいるところ、我々から集めた税金が好きなだけ転がされていることがよく分かります。
だからこそ、新国立競技場にも「2500億」という途方もないお金がかかるわけなのです。
一応、他の競技場の建設費との比較表をこちらに貼っておきます。
あと、これまで行われたオリンピック競技場の建設費との比較表です。
過去の五つのオリンピックの競技場の建設費を合わせた金額が、新国立競技場の建設費とほぼ同額とのこと。恐ろしいですね。
我々国民の医療費が上がり、消費税が上がり、年金が削られ……と、国民の生活がどんどん圧迫されていく中で、日本の上層部の方々は、こうして巨額の血税を好きなように転がし、その何割かを自分のポケットマネーにしているわけです。
本当に許せないですね。悪魔でなければ、こんなことはできません。
では、ザハ・ハディドのデザインが白紙撤回されたら、新国立競技場をめぐる利権の動きは変更されるのか、それとも今のままなのか。
今のままなら、この騒ぎはこのままいつまでも続くのではないかと予想されます。そうすると、「数土文夫」がこの世の春を謳歌できるのもそう長くはないかも知れません。
いずれにせよ、この「数土文夫」という人物、要注意です。
もしかしたら、イルミナティの宗教部門の中心にいるのが「池口恵観」であるなら、金銭部門の中心を握っているのは「数土文夫」なのかも知れません。もっとも、彼の手にしたお金は、いずれ「池口恵観」のポケットマネーにもなるのでしょうが。(「池口恵観」についての詳細は以下のリンクをご覧下さい。)
○天皇もロスチャイルドも日本の歴代首相もみんな実はゾロアスター教徒です。
○「真言密教」と「アフラマツダ」と「奈良の大仏」と「天照大神」と「北朝鮮」と「ダボス会議」と「日本の政界」は巡り巡って一つの輪。
あと、「JFEホールディングス」はドイツの鉄鋼大手「ティッセン・クルップ」と包括提携契約しているようですが(詳しくはこちら)、この「ティッセン・クルップ」はロスチャイルド系の会社です。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
○ロスチャイルド伝説 – マサダ
やはり「数土文夫」にもロスチャイルドが関わっているようですね。あるいは、彼自身が「秦氏=ロスチャイルド」の末裔なのかも知れません。
ちなみに、最上の画像は、大成建設・竹中工務店・清水建設・大林組・間組・鹿島建設JV・JFEスチール・太陽石油・三光汽船などの本社、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)などが入っている日比谷シティ「日比谷国際ビル」です。
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