昨日は少し時間が取れたので歌舞伎座に観劇に出かけてきました。二階の一等席でほぼ舞台の中央、舞台全体を見渡せる割といい席でツイてました。個人的には二階は花道の真上の席が大好きなんですけど…。春調娘七種の演目では染五郎さんの凛とした姿が二階の席でも網膜を刺激してくれてとても良かったです。静御前の福助さんの舞も一昨日一階第一列目、真近で観るのとは違った光景を観ることができて不思議な感覚になりました。いままで歌舞伎座には百回以上は訪れましたが、演目と役者さん、そして観劇する席はそのときそのときの諸事情で変わるのは当然です。正直に言うと新旧交代しようと歌舞伎役者さんは考えてもいないと思うのです。芸に生きる人は舞台で倒れるまで舞い続けるのかな。能の世界では世阿弥が風姿花伝でその辺の事情について厳しく指摘しているのですけどね。(あまり文章にしたくないですね。オブラートにしておくのがいいかな。)
勧進帳では武蔵坊弁慶役の團十郎さんの圧倒的な存在感を感じ、畏怖の念を抱きました。やはり大物は違いますね。大病を克服し、舞台の華として歌舞伎界にとってとても大切な存在として市川團十郎さんはこの日本で重要な一翼を担っていますよね。(しかし歌舞伎座は取り壊さないほうがいいと思うのですけどね。松竹の一部の役員とどこかのゼネコンが内緒の話をして手打ちしたのかなと勘ぐっています。日本の重要な文化財の損失だと思うし、21世紀の日本では壊す文化はNGです。まして高層ビルを造ったとしてもテナントは埋まらないでしょうね。その根拠は今の歌舞伎座から歩いて一分以内の新築の高層ビルや銀座4丁目の好立地に面している一階テナントが沢山空いている状況を見れば明らかですね。どこかのお金持ちが取り壊す歌舞伎座をそのまま移築し保存してくれたら相当の利用価値=経済的利益を生み出せると自分は断言します。お金持ちさん、よろしくね。)
昼の部
一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
曽我五郎 橋之助
曽我十郎 染五郎
静御前 福 助
二、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
梶原平三景時 幸四郎
梢 魁 春
俣野五郎景久 歌 昇
大名山口政信 由次郎
大名川島近重 種太郎
大名森村宗連 宗之助
剣菱呑助 秀 調
六郎太夫 東 蔵
大庭三郎景親 左團次
三、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 團十郎
源義経 勘三郎
亀井六郎 友右衛門
片岡八郎 高麗蔵
駿河次郎 松 江
常陸坊海尊 桂 三
太刀持音若 玉太郎
富樫左衛門 梅 玉
勧進帳では武蔵坊弁慶役の團十郎さんの圧倒的な存在感を感じ、畏怖の念を抱きました。やはり大物は違いますね。大病を克服し、舞台の華として歌舞伎界にとってとても大切な存在として市川團十郎さんはこの日本で重要な一翼を担っていますよね。(しかし歌舞伎座は取り壊さないほうがいいと思うのですけどね。松竹の一部の役員とどこかのゼネコンが内緒の話をして手打ちしたのかなと勘ぐっています。日本の重要な文化財の損失だと思うし、21世紀の日本では壊す文化はNGです。まして高層ビルを造ったとしてもテナントは埋まらないでしょうね。その根拠は今の歌舞伎座から歩いて一分以内の新築の高層ビルや銀座4丁目の好立地に面している一階テナントが沢山空いている状況を見れば明らかですね。どこかのお金持ちが取り壊す歌舞伎座をそのまま移築し保存してくれたら相当の利用価値=経済的利益を生み出せると自分は断言します。お金持ちさん、よろしくね。)
昼の部
一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
曽我五郎 橋之助
曽我十郎 染五郎
静御前 福 助
二、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
梶原平三景時 幸四郎
梢 魁 春
俣野五郎景久 歌 昇
大名山口政信 由次郎
大名川島近重 種太郎
大名森村宗連 宗之助
剣菱呑助 秀 調
六郎太夫 東 蔵
大庭三郎景親 左團次
三、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 團十郎
源義経 勘三郎
亀井六郎 友右衛門
片岡八郎 高麗蔵
駿河次郎 松 江
常陸坊海尊 桂 三
太刀持音若 玉太郎
富樫左衛門 梅 玉
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