北朝鮮のミサイルは、水爆搭載であれ、通常兵器であれ、深刻なリスクであることには相違ありませんが、そもそも、日本にとって脅威はほとんど同じです。
国内には、「標的」となる商用原発の地上プールに総量で広島型原爆約100万発分の「核」(セシウム137換算)があるのですから。これはソ連が開発した史上最大の水爆(ツァーリ・ボンバ)の約300倍です。
写真は、福島第一原発の使用済み燃料共用プールです。約6,500体を10万年間冷却中です。これで広島型原爆の約5万発分あります。水が失われると敷地に近づくことさえできず、誰も作業ができません(ばたばたと死ぬでしょう)。
最近稼働し始めた川内原発にも、そのような「核」が原子炉と地上プールに合わせて広島型原爆約2万5千発分あります。
仮に国内の一か所の商用原発でも、通常兵器による「ほんの少し」の攻撃によって、プールの水を失わせ、原子炉非常用電源を破壊して、使用済み核燃料が高温で気化して国土をおおうと、日本の民族は滅亡するでしょう。
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