小林麻央さん 乳がんで治療受ける
人気歌舞伎俳優、市川海老蔵さんの妻でフリーキャスターの小林麻央さん(33)が、1年8か月ほど前に乳がんと診断され、抗がん剤を使った治療を続けていることが分かりました。
海老蔵さんは9日午後、東京都内で会見を開いて麻央さんの病状などを説明しました。
この中で、海老蔵さんは「単刀直入に言うと、乳がんです。1年8か月ほど前に分かりました。進行具合に関しては、かなりスピードの速いもので、なかなか大変なものではないかというご意見をお医者様から頂いた」と述べ、2人で受けた人間ドックをきっかけに麻央さんが乳がんと診断されたことを明らかにしました。
麻央さんは抗がん剤を使った治療を続け、これまでのところ、手術は受けていないということです。
病状について、海老蔵さんは「入院をずっとしていました。つい最近、通院という形が取れるようになりました」としたうえで、進行の度合いについては明言を避け、「『深刻だ』ということでご理解していただければ。簡単に治らないからこそ、時間が経過して、このような会見になっているわけですから」と述べました。
麻央さんと海老蔵さんは6年前の平成22年7月に結婚式を挙げ、長女の麗禾さん(4)と長男の勸玄くん(3)との4人家族です。
会見で、海老蔵さんは「誰よりもいちばん本人がつらいと思うんです。元気になりたいという気持ちと小さい子どものそばにいられない母親の気持ち、私には計り知れないつらさ、苦しさと闘っている」と麻央さんの思いを代弁したうえで、「できれば皆様にお願いしたいことは、やはり病気ですし、子どもたちも小さいですし、麻央がどうなったか、もしくは子どもたちが元気にやっている姿は、僕が報告することができるので、なるべく見守っていただきたいというのが本音です」と話しました。
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