<< 環境中の放射性核種の形態 >>
「いわゆる「ホット パーティクル」とは、核燃料そのものの粒で、そこにいろいろな物質が付着している。
それに対して、今回 見つかった「セシウム ボール」は、ガラス体(ケイ素)の球形の粒子の周り、あるいは内部に、セシウムをはじめとする放射性物質が取り込まれた形をとっている。」
「ホット パーティクル」の言い方は、そもそもプルトニウムに代表されるα線核種の含有を前提に使われている。
今回の「セシウム ボール」はガラス体で、セシウムに限らずα・β・γ線核種が様々な比率で存在し、0.001 mm 前後の大きさに数十億〜数百億の原子が含まれる。水溶性ものと不溶性のものがあり、後者やそれなりの大きさのものは肺にとどまって死ぬまで放射線を出し続ける。
うちの広野町(福一原発から南に20km強)では今も空間線量率が一日で 0.03 μSv/h ほどの幅で上がり下がりし、この正体はセシウム ボールなどの化合物を含んだ大量のダストだと考えられる。ここに居たら毎日、それなりに肺に取り込むのだ。
NHK シリーズ原発事故13「謎の放射性粒子を追え!」
http://www.dailymotion.com/…/x2d2j8i_シリーズ原発事故13-謎の放射性粒子を追え_…
山口透析テツ日記 2015/ 8/17 21:38:06
http://ameblo.jp/tousekitetsu/entry-12062870931.html
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