東電は2日、毎時1万ミリシーベルトを超える放射線量を計測した福島第一原発の排気筒の写真を公開。放射線に反応する特殊カメラで撮影された写真には、2か所で高い線量を示している様子が写っている。東電は「放射性物質は外には漏れ出ていない」と説明。
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「東京電力」は2日、一時間あたり1万ミリシーベルトを超える、これまでで最も高い放射線量を計測した福島第一原子力発電所の排気筒の写真を公開した。
公開されたのは、放射線に反応する特殊なカメラで先月31日に撮影した1号機と2号機の間にある排気筒の写真。中央と右側の2か所で高い放射線量を示していて、中心の赤色で示した部分が最も放射線量が高い場所だという。こうしたことから、作業員が1日、排気筒の下にある配管部分を計測したところ、測定できる上限の一時間あたり1万ミリシーベルトを超えていることがわかった。
この配管は、3月12日に1号機で「ベント(排気)」を行った際、格納容器の中の蒸気を外に出すための通り道だったことから、東京電力は放射性物質が配管に付着した可能性が高いとみている。また、「放射性物質は現在、配管から外には漏れ出ていない」と説明していて、配管周辺を立ち入り禁止にして遮蔽(しゃへい)作業を行う予定。
公開されたのは、放射線に反応する特殊なカメラで先月31日に撮影した1号機と2号機の間にある排気筒の写真。中央と右側の2か所で高い放射線量を示していて、中心の赤色で示した部分が最も放射線量が高い場所だという。こうしたことから、作業員が1日、排気筒の下にある配管部分を計測したところ、測定できる上限の一時間あたり1万ミリシーベルトを超えていることがわかった。
この配管は、3月12日に1号機で「ベント(排気)」を行った際、格納容器の中の蒸気を外に出すための通り道だったことから、東京電力は放射性物質が配管に付着した可能性が高いとみている。また、「放射性物質は現在、配管から外には漏れ出ていない」と説明していて、配管周辺を立ち入り禁止にして遮蔽(しゃへい)作業を行う予定。
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