「俳優の杉良太郎さんが過去に借金をして中国残留孤児に1億円を寄付」
… 週刊朝日(9/9)より。
「ある政治家に、『そんなに巨額の寄付をして、芸能人って金持ちなんだな』と言われたことがある。でも実際はそういうわけではない。例えば、中国で 文化交流のために約1カ月親善公演をやった時、日本の孤児を育てていただいた中国に感謝し、中国残留孤児に1億円を寄付しました。すでに家も会社も抵当に 入っていたので、この身体を担保にして、銀行から1億借りた。10年かかってその借金を返した時、返済額を計算したら1億7500万だった。身体を担保に して銀行からお金を借り、寄付をした者はまずいないと思います」
「人間って、嘘泣きするでしょう。作り笑いもすれば、お世辞も言う。でも、施設の人たちとの付き合いは、人間対人間。その人たちの笑顔も涙も、全部 真実なんです。熊本にあるハンセン病施設・菊池恵楓園で『遠山の金さん』のお芝居を演じた時、身体の不自由な人たちが巻き起こした拍手の音は今でも耳に 残っています。いくらお金を出しても、買うことのできない真実の拍手だから、一生忘れないでしょう。私にとっては、施設で出会う人たちこそ、人間の真実を 教えてくれる “ 先生 ” です」
福祉活動を始めて、自分で作詞を手がけるようになり、世の中に対する疑問や憤りを歌詞に、また趣味の絵画にぶつける。新曲「ひとり旅」には、旅がもたらしてくれる人生の真実の姿が、爽やかに描かれている。
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