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TPPで変わること
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産地偽装はなくなります。
だって産地表示がなくなるから。
軽自動車はなくなります。
だってアメリカ車が売れなくなるから。
日本の保険はなくなります。
だって外国の保険が売れなくなるから。
地元で仕事、なくなります。
だって安く移民も雇いたいから。
セーフティネットなくなります。
だってお金にならないから。
ぼくらのお金はなくなります。
だってお金持ちに行くようになるから。
全部、仮定の話です。
だって黒塗り読めないから。
だけど、本当の話です。
だって資本家のための物だから。
TPPが話題です。
ぼくはTPPに反対です。
助け合うことが必要です。
支え合うことが大切です。
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TPPとは
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◆TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)
TPP協定は、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国、ベトナムの計12カ国による包括的な経済連携協定。
◇メリット
○関税の撤廃により貿易の自由化が進み日本製品の輸出額が増大する。
○整備・貿易障壁の撤廃により、大手製造業企業にとっては企業内貿易が効率化し、利益が増える。
◇デメリット
○海外の安価な商品が流入することによってデフレを引き起こす可能性がある。
○関税の撤廃により米国などから安い農作物(特に米)が流入し、日本の農業に大きなダメージを与える。
○食品添加物・遺伝子組み換え食品・残留農薬などの規制緩和により、食の安全が脅かされる。
○医療保険の自由化・混合診療の解禁により、国保制度の圧迫や医療格差が広がると危惧されている。
◇問題点
○貿易の自由化により日本の輸出額が大きくなると言いつつ、米国産業が大量に関税上乗せ無しで入ってくるので、外需は拡大しても内需は崩壊する可能性が高い。
○将来、国民皆保険が無くなり、民間の保険に入らないと無保険状態になる可能性がある(オバマケア次第かも)。それでなくても日本の民間保険は外資参入によって壊滅する恐れ。セーフティネットの崩壊。所得の少ない人は病院に通うことが難しくなる。
○残留農薬、産地表記など、食の安全基準が各国足並みを揃えることになる。あくまで企業の利益を大きくする狙いなので、大量生産・大量消費を促すために、経済活動にとって不利益になる安全基準が軒並み排除される。
○安い人件費を確保するため、移民受け入れが促進される可能性。地元で地元の人間を雇用する保証制度なども廃止の可能性がある。
○地産地消の学校給食は自由貿易に反するとして、条例を取り消される恐れがある。結果として、外国産の食品が給食に並び、地方農家が大打撃を被る。
などなど、等々…
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国際条約は日本の法律よりも憲法よりも上の法。
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そんな国際条約にグローバル企業の利益を確約するための条例が盛り込まれれば「健康で文化的な最低限の生活を営む権利」が大きく脅かされることになる。
更に、一度決まったことはどんなに国民にとって不利益があっても覆せないというISD条項(ラチェット条項)が盛り込まれてる。
「社会のための企業」から「企業のための社会」へ。
お隣、韓国では2012年にTPPに先行してアメリカとFTA(自由貿易協定)を締結している。
その結果、韓国で利益をあげたアメリカの投資ファンドに課税を課したところ、逆に5000億円の賠償を請求され、更に「自由貿易に反する」という理由で63の法律が改訂に追い込まれている。
つまり、韓国では、既にFTAにより企業が国より上に立ち、法律を変えることができる状態になってしまっている。
コメント
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