快慶の仏像を拝見する。「運慶は立体感があって迫真的である。それに対して快慶は絵画的で端整である」というような言い方がされます。立体として作られた仏像で絵画的という言い方をすると,ともすると,「立体感がない」とかマイナスな評価に思えてしまうかもしれません。でも,快慶の作り出した「安阿弥様」という仏像のスタイルは,仏像のひとつのスタンダードとして今日まで続いています。ですから「日本人を魅了した仏のかたち」を作り出したのは,実は快慶だったのではないかと言われている」「快慶の仏像は,リアルさがありながらも,どこか絵的と言われるのは,2次元(絵画)の仏さまを3次元(彫刻)で表現した,いわば2.5次元的な魅力があるように思います。」文化庁サイトから引用
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