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「衰亡に近づいても、そこは人間世界のすべてをやってくれたローマのこと、情けなくもだらしない男ばかりではない。亡国の悲劇とは、人材が欠乏するから起るのではなく、人材はいてもそれを使いこなすメカニズムが機能しなくなるから起るのだ、と痛感するほどにイイ男は、興隆期に比べれば数は少なくてもいることはいる。この男たちに照明を当てていくのは、歴史を科学と思っている学者には味わえない妙味かもしれない」塩野七生
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