武智鉄二という人は「芸十夜」という本の中で京都大学に入学した昭和七年にたまたま京都の町中を歩いていて、アヤメの絵を見つけ店の主人に「いくらですか」と聞いたら五百円だ、と言われた。ポケットに五十円しかないけども分割で譲ってくれますか?と聞いたらいいよ、と言われそのままアヤメを買い求めたという。昭和七年の五百円という価格は現在の相場に換算したらいくらぐらいにるのであろうか。とても興味がある。
下記引用
昭和7年の米1俵(60Kg)の価格は8円20銭でした。500円では約61俵を購入できる計算になります(500÷8.2=60.97‥‥)。
同様に、平成15年時点では米1俵が1万3,820円、500円では約0.036俵となります。
したがって、昭和7年の500円は、平成15年の価値で約84万2,682円という計算になります。
平成20年と昭和7年の比較ですが、企業物価指数で計算すると、
737.5 ÷ 0.830 = 888.6
(平成20年) (昭和07年)
約888.6倍となります。なので 888.6 × 500 = 444300円 です。
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