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イギリス海軍が日本にやって来た明治初期の時代1873年(明治3年)にすでに日本にはサッカーが伝わっている。英軍で海軍兵学校の講師だったダグラス少佐という人物が暇を見てはサッカーをしていた。それに好奇心で寄ってきた学生たちに広まったのが最初だという。
(中略)
サッカーは、1863年10月26日イギリスのフリーメーソンズ・タヴァーンというパブでイギリス式のサッカーのルールが誕生したと言われているが、そのわずか10年後に日本へ伝来したのである。それから48年後1921年大正10年に「大日本蹴球協会」が誕生した。これが今の日本サッカー協会の前進である。
そして、日本で最初にサッカー部を作ったのは、東京帝大(東大の前進)や東京高等師範学校(筑波大の前進)であったという。明治の師範学校体育の格好の球技種目としてサッカーが行われたのである。もちろん当時はサッカーという英語ではなく、蹴球と呼ばれていた。しかし、大阪ではすでに1918年に大阪サッカー倶楽部というものが出来ていたという。