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一年前の十二月十六日、政府が突然、東京電力福島第一原発の「事故収束」を宣言した。被ばく線量が高い作業が今後増えるにもかかわらず、宣言を境に危険手当の打ち切りや給料カットが相次ぎ、作業員の待遇が悪化。最近では作業員が集まらなくなっている。廃炉への道は遠く、民主党から政権を奪い返した自民、公明両党には厳しい現実とどう向き合うのかが問われている。 (片山夏子)
給料は手取りで月額二十万円に届くかどうか。危険手当はなし。寮もなし-。
政府や放射線の専門家という人間たちが、外部被ばくだけを問題にして、内部被ばくを軽視しています。政府の基準では、呼吸、飲料水、食品の合計の内部被ばくは年間17ミリシーベルト(mSv)までOKだそうです。とんでもない!!!
セシウム 5ミリシーベルト(mSv)
ヨウ素 2ミリシーベルト(mSv)
ウラン 5ミリシーベルト(mSv)
プルトニウムなど 5ミリシーベルト(mSv)
合計 17ミリシーベルト(mSv)
国際放射線防護委員会(ICRP)の基準は、外部被ばくと内部被ばくとの合計で年間1ミリシーベルト(mSv)。日本はその17倍以上。だって、外部被ばくの量がこの17ミリシーベルト(mSv)には入っていないから。