カナダの先住民族が、自らの権利を獲得するまで抗議デモを続行すると宣言しました。
プレスTVの報道によりますと、カナダの先住民は、自らの権利を獲得するまで抗議デモを続行、拡大させるとしています。
しかし、カナダのハーパー首相は4日金曜、オンタリオ州フォードオークビルにある工場で演説した際、来週中に先住民の指導者らとの話し合いの場を設けると表明しました。
ハーパー首相は4日、この演説の中で、「 "沈黙はもう沢山だ"という抗議運動に属する一部の抗議者が、自分の抗議の意を表明するために、工場近辺の道路を一時的に閉鎖した」と述べました。
4日に行われた抗議運動の主なメンバーの1人である、アール・ランバート氏は、「我々との約束が果たされていないことから、我々先住民族は、現在管理下に置かれている土地や地域を利用できる、憲法で定められた自らの権利を擁護するつもりである」としています。
この抗議デモが行われる前には、カナダ・オンタリオ州北部の先住民族である、アタワピスカット族の族長テレサ・スペンス氏が、昨年12月11日からハーパー首相との会談という自らの要求の実現を求め、ハンストを行っています。
テレサ・スペンス氏は、「1月11日にハーパー首相と会談するまで、自らの抗議行動を続行する」と述べました。
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