タイトル | 「蛇にピアス」 |
製作 | 「蛇にピアス」パートナーズ |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
公開 | 2008年 |
監督 | 蜷川幸雄 |
原作 | 金原ひとみ「蛇にピアス」 |
脚本 | 未発表 |
音楽 | 未発表 |
主題歌 | 未発表 |
蛇にピアス 概要
2003年、第130回芥川賞を受賞した金原ひとみ著「蛇にピアス」の映画化。
監督は日本を代表する演出家・蜷川幸雄。主演は「紀子の食卓」で第28回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞し、フジテレビ系ドラマ「あしたの、喜多善男~世界一不運な男の、奇跡の11日間~」の出演で注目を浴びた吉高由里子。
蛇にピアス あらすじ
原作「蛇にピアス」を基に記述、映画版では内容が異なる場合があります。
(注)ストーリーの終盤にふれる記述があります。
コンパニオンのアルバイトなどで生計を立てる19歳のルイ(吉高由里子)はある日、顔面などに多数のピアスを施し、左半身には龍の刺青を入れ、さらに蛇のように2股に切開された舌「スプリットタン」を持つ男・アマ(高良健吾)と出会い、半同棲状態を始める。
アマのスプリットタンに魅せられたルイは、アマに紹介された身体改造の店「Desire」のオーナー・シバ(ARATA)にスプリットタンの施術を依頼。スプリットタンは、まず舌にピアス穴をあけ、徐々にその穴を拡張していく施術方法のため、施術完了までにしばらく時間が必要となる。ルイはその日以降、「Desire」にしばしば訪れるようになる。
「Desire」に出入りするにつれ、ルイはシバの「麒麟の刺青」にも関心を持つようになり、自分にも麒麟の刺青を入れてくれるようにシバに依頼。一夜を共にするという条件で施術に了承し、ルイはアマと半同棲をする一方で、シバとも関係を持つようになる。
2人の男との関係を続ける中、ルイはふと目にした新聞記事に衝撃を受ける。それはある暴力団員が殺されたことを伝える記事で、その暴力団員はアマが繁華街で殴り倒した男だったのである。容疑者を追っているという記事に動揺したルイはアマにはそれを告げず、アマの髪色を変えさせるなどして警察の目から逃れさせようとする。
その矢先、アマが行方不明になり、変死体となって発見される。悲しみに暮れるルイはシバにすがるように同棲を始めるが、シバの持つムスク(線香)が遺体に残されていたものと同種類であることを知り、ルイは事件の真相に気付く。そして、ルイはスプリットタンの施術を終える日を迎えるが……。
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