監督 |
: ミヒャエル・ハネケ |
出演者 |
: ジャン=ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ、イザベル・ユベール、アレクサンドル・タロー |
第85回アカデミー賞 外国語映画賞受賞!作品賞・監督賞・主演女優賞・オリジナル脚本賞ノミネート
2012年カンヌ国際映画祭パルムドール〈最高賞〉受賞
【快挙!】『白いリボン』に続き、2作品連続でカンヌ国際映画祭でパルムドール受賞!
人が人を愛した末に待ち受けるその現実とは?
人生最後の道程をともに歩んでいく夫婦、その究極の愛の物語。
パリの高級アパルトマンで悠々自適の老後を送る音楽家の夫婦。満ち足りた夫婦の日々は、ある日、妻の発病で暗転する。
妻の願いを汲んで自宅へ連れ帰り、献身的に支える夫。その日々の営みをハネケ監督は丹念に迫っていく。
人間誰しも避けて通ることができない「老い」と「死」。その淵に立つふたりの姿は、観る者にくるべき日の存在を突きつける。しかし、映し出されるのは決して衰えと滅びだけではない。
ひとりの男とひとりの女がともに生きて来た道のりの確かさ、充実と尊厳、それゆえの気高さは、観客の胸にひたひたと迫る。
コメント
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