宮城県最南部に位置する丸森町筆甫(ひっぽ)地区の住民は21日、東京電力福島第1原発事故の被害に対し、福島県内の住民と同水準の損害賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた。福島県外での集団申し立ては初めてとなる。
今回、申立てを行ったのは、福島県の伊達市と相馬市に接する宮城県最南端の丸森町筆甫地区の272世帯698人。この地区の人口729人のうちの9割以上にのぼる。
丸森町ではこれまで、精神的損害賠償として18歳以下の子どもと妊婦に28万円、大人に4万円が東電から支払われた。一方、いわき市や隣接する相馬市など福島県内23市町村の「自主的避難等対象区域」では、子どもと妊婦に52万円(避難した場合72万円)、大人に12万円が賠償されている。
筆甫地区は福島第1原発から45~55キロ圏内で、「自主的避難対象地域」となっているいわき市や南相馬市よりも、放射線の数値は高い。このため、住民の被害は自主的避難等対象区域と同程度として、差額分の賠償金を請求する。
詳細はこちら http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1586
今回、申立てを行ったのは、福島県の伊達市と相馬市に接する宮城県最南端の丸森町筆甫地区の272世帯698人。この地区の人口729人のうちの9割以上にのぼる。
丸森町ではこれまで、精神的損害賠償として18歳以下の子どもと妊婦に28万円、大人に4万円が東電から支払われた。一方、いわき市や隣接する相馬市など福島県内23市町村の「自主的避難等対象区域」では、子どもと妊婦に52万円(避難した場合72万円)、大人に12万円が賠償されている。
筆甫地区は福島第1原発から45~55キロ圏内で、「自主的避難対象地域」となっているいわき市や南相馬市よりも、放射線の数値は高い。このため、住民の被害は自主的避難等対象区域と同程度として、差額分の賠償金を請求する。
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