■「東京五輪」会場候補地で800ベクレルの放射性セシウム検出
2013年5月23日、「日暮里放射能測定所-にっこり館-」のツイッター公式アカウントは東京都が誘致活動中の「東京五輪」開催候補地の汚染の状況を発表した。
今日は五輪会場候補地を13箇所測定しました。多い所では800ベクレルなど、沈着したセシウムは見えなくても嘘をつきません。それではまた明日、レベッカのこの曲でお別れです♬ http://youtu.be/LdSohhslCaU 歌詞 http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND4450/index.html …
同アカウントによると五輪候補地13か所を測定。その結果最大で800ベクレルの放射性セシウムを検出したという。
「沈着したセシウムは嘘をつきません」とのことだが、隠そうとしても隠せない。「東京五輪」などやっている場合ではないのかもしれない。
尚、詳細に関してはプレス発表される予定であるという。
■東日本の放射性セシウム土壌汚染は日常化?
「日暮里放射能測定所-にっこり館-」では持ち込まれた土壌の汚染データを発表している。この土壌汚染データのベクレル値を見ると、東日本の放射能汚染は現在進行形で進んでいることが分かる。
2013年以降の土壌測定の結果の高ベクレル値ランキングは以下のようになる。
高ベクレル汚染地域TOP3
1位:東京都江東区扇橋2丁目/路傍の黒い塊の土(16,429ベクレル)
2位:東京都葛飾区(1,814ベクレル)
3位:東京都文京区根津/自宅敷地(1,282ベクレル)
2位:東京都葛飾区(1,814ベクレル)
3位:東京都文京区根津/自宅敷地(1,282ベクレル)
東京都江東区では1万6000ベクレル以上を計測する黒物質が発見されている。
4位の千葉県船橋市までが1000ベクレルを超えている状況である。
また、公式サイトには反映されていないようだが埼玉県三郷市ダストチェックでは、5月21日に1911ベクレルを検出していることも発表している。
三郷市ダストチェック結果:1273+638=1911Bq/kg 事故直後2年前なら2500Bq/kgということです。Cs134半減してますので。 核兵器開発と共に生まれ、本来厳重に管理されるべきセシウムが一般家庭にありふれている現実。変わらない事実。
東日本では放射性セシウムがありふれた状況になってしまっているようである。
東京五輪の誘致に関しては猪瀬都知事のイスラム圏に対する失言など、ただでさえ厳しい状況となっている。
放射性セシウムの問題も誘致活動に少なくない影響を与えるのではないだろうか。
【naka773】
日暮里放射能測定所-にっこり館- (niccori_can)さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/niccori_can
日暮里放射能測定所 にっこり館 (東京) -
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