県民所得 全国で最低に
沖縄県民1人あたりの所得は、平成22年度、202万5千円と、前の年より0点7%減少し、全国で最も低かったことが県などの調査でわかりました。
この統計調査は県内の市町村の経済規模や生産構造、それに所得水準を把握するため県が昭和57年から行っているもので、このほど、平成22年度の結果が公表されました。
それによりますと、沖縄県の県民所得は、2兆8204億円で、雇用者報酬や財産所得が減ったため前の年より0点1%減少しました。県民1人あたりの所得では、前の年より0点7%減少し202万5千円となりました。
これは全国で最も低くなっていて、全国平均より85万円あまり下回りました。
一方、所得を市町村別にみますと、▼1位が北大東村の396万8000円、▼2位が南大東村の347万6000円で、▼最も低かったのは、今帰仁村の147万2000円となっています。
地域別には、▼那覇が233万1000円で最も多く、次いで▼八重山が207万3000円、▼中部が195万円、▼宮古が192万3000円などとなっています。
06月26日 13時29分
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