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早期発見が重要な脳梗塞。
鈴木医師は、さらに歯科医ならではの兆候を見抜くポイントについて説明してくれました。
そのポイントは・・・「特に歯科の場合だと、かみ合わせが問題で食べられないとか、発音がちょっとおかしくなったとか、ということで患者が来られることがあります。特に注意しなければいけないのは発音がおかしい場合です」「足とか手に違和感を覚える場合、あるいは顔に変形がおきてくる場合、これは脳梗塞を考えないといけない症状です」。
そして鈴木医師は歯科医も救命処置を習い注意深く観察する必要があると指摘します。
鈴木医師が脳梗塞の兆候を確かめるために行った簡易テストのポイントを、眞野智生医師に解説して もらいました。
これは家庭でもチェックできます。
★・・・話す時に「ろれつ」が回らなくなっている場合。
★・・・両腕を地面と平行に伸ばしてしばらくそのままの状態を保ちます。脳梗塞の場合、腕の動きをつかさどる神経が遮られどちらかの腕が次第に下がっていくことがあります。
★・・・仰向けに寝そべり両足を上げた状態にします。脳梗塞の場合は、どちらかの足が次第に下がっていくことがあります。
眞野医師は「脳梗塞は最も早期発見、早期治療が必要な病気です。できるだけ早く病院に来てできるだけ早く治療を受けていただくことが患者にとって予後を左右します」と話していま
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