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朝日新聞デジタル 7月27日(土)9時25分配信
【多田敏男】東京電力福島第一原発で事故後に働いた作業員のうち、被曝(ひばく)による健康被害を見つけるため国が定めた年1回の目の検診を受けていない人が、東電社員だけでも約4割の247人にのぼることがわかった。下請け企業を含めると相当数に膨らむ可能性がある。厚生労働省は人数の把握を急いでおり、近く公表する方針だ。
厚労省は2011年10月、事故後に緊急作業をした約2万人について健康管理の指針を決めた。被曝量が50ミリシーベルトを超えたら特殊な器具による目の検診、100ミリを超えたらがん検診をそれぞれ年1回受ける必要がある。
東電によると、12年度に目の検診が必要な社員は647人いたが、実際に受けたのは400人だった。一方、胃がんや肺がんなどの検診は対象者のうち2人を除く144人が受けた。被曝した場合、がんに加えて白内障のリスクも高まることが十分に周知されておらず、東電は「対象者の社員全員が受けるよう取り組む」としている。
下請け作業員の検診状況について東電は把握していないが、安全管理態勢が不十分な零細業者が多く、退社して連絡がつかない人も少なくないため、東電社員よりも未受診の割合は高いとみられる。
厚労省は東電や下請けから検診結果を集めてデータベースを作ると11年10月に発表したが、企業から送られてくるデータに名前や生年月日の間違いが約8千件見つかり、今も稼働していない。このため、検診で異常が見つかった人数も把握できていない。厚労省や東電は作業員の安全を守ると表明してきたが、原発事故から2年4カ月たった今も責任の所在はあいまいだ。
厚労省は「データに予想外の大量のミスが見つかった。作業員には個別の相談窓口も用意している」と釈明している。相談電話は0120・808・609(平日午前9時から午後5時)。
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〈被曝限度〉 作業員は1年間で50ミリシーベルト、5年間で100ミリを超える放射線量を浴びると原発構内で働けなくなる。国は11年3月の原発事故後、緊急時の措置として250ミリまで働けるよう基準を緩和し、同年12月に通常に戻した。一般の人の目安は年1ミリ。
関西電力は27日、高浜原発(福井県)で想定される最大級の津波の高さを評価し直す方針を明らかにした。評価の見直しで想定が敷地の高さを上回れば、敷地が一部浸水する恐れがある。建設中の防潮堤の完成は2015年3月の予定で、当面の間は国の審査に合格できずに停止期間が長引く可能性がある。
関電は高浜原発3、4号機について再稼働に向けた安全審査の申請をすでに原子力規制委員会に提出している。規制委は津波想定が不十分と指摘。原発沖にある「若狭海丘列断層」が動いた場合を想定した、福井県の試算を考慮するよう指示。関電は指示を受けて評価を見直すことにした。
公開日: 2013/07/06
参議院選挙に立候補したミュージシャン三宅洋平さん(緑の党)の街頭演説&ライブ。
彼も反原発・脱原発を強く訴えます。
長門市出身の洋画家、香月泰男と絵本画家とし
て知られる、いわさきちひろの作品展が長門市で開かれています。この展示会は、香月泰男美術館の開館20周年を記念して開かれたもので、きょうは関係者がテープにはさみを入れてオープニングを祝いました。
会場には戦争を体験した香月泰男といわさきちひろが平和への思いを込めて描いた作品43点が展示されています。
このうち、香月泰男の版画、「母子像」は、赤ちゃんがはいはいをしながら母親に近づこうとしている様子を描いたもので母親の優しさや愛を感じさせます。
また、いわさきちひろの水彩画、「母の日」は、赤いカーネーションを持った男の子が母親にだっこされている様子が描かれていて、母親の包容力が伝わってきます。このほかにも香月やちひろの自然や小さな命への慈しみにあふれた作品が展示されています。
香月泰男美術館の山田保則館長は、「人を思う心や優しさなどを2人の絵を通して感じ取って欲しい」と話していました。
長野県の安曇野ちひろ美術館の竹迫祐子副館長は、「戦争体験し
た2人の平和や幸せを絵筆に託した作品をぜひ見てもらいたい」と話していました。
この展示会は、9月1日まで長門市の香月泰男美術館で開かれています。
07月27日 19時31分
深刻な状況が続いていて、手がつけられない?
福島原発3号機2号機も深刻であり、私達は皆、近いうちに心臓疾患、脳血管疾患、甲状腺…ありとあらゆる病気になるでしょう。
もっと絶望して下さい。命をかけて情報を拡散してください!