「細胞診をした中で、五分の一が悪性とか悪性の疑いというのは、とても高い確率ですね。しかも二次検査済みとなっていても、細胞診をしていない群の中にも、悪性や悪性疑いの人も一定数は出てくるでしょうし、まだ二次検査を終わっていない人も同じでしょう。まだ二年半弱ですから、まだこれから、色々と起きてくる。これらの人達は、要観察の状態がずっと続くと考えていないとなりませんね。でも、こういう頻度でおきてくると、多分福島の現場は、物理的に可能なレベルを優先順位の高い順にこなしているのが今のところ、精一杯ではないのかと思いますよ。こんなペースで増え続けたら、いずれ、ある種の医療パンデミックがおきてきても、おかしくないと思いますよ。」
「ふつうに東京でも違う疾病を女性に診ていたらていたら、微細な甲状腺がんが併せて見つかったケースがあって、そのことを女性が知人の女性に話して、知人女性も受診したら、同じように甲状腺がんがみつかるようなケースも最近ありました。勿論、被曝影響と端的には言えませんが、そういうことも今までよりも、頻繁におきます。福島県でこれだけ高確率で起きると、北関東や東葛、東京東部などでも、頻度が下がっても起きる可能性は高いと考えるしかない。人口の絶対数が多いために、頻度が減っても、患者実数は増える。そうしたことに向き合おうとしない、首都圏の大半の医師は何なんだろう。」
「甲状腺は何回も言っているけど、延命率が高いからまだいいです。こんなに被曝症状がわかるのなら、甲状腺だけでなく、血液疾患は酷くなるし、肺や呼吸器の疾患、消化器の疾患、脳内出血などの症状が子供でもおきることを想定すべき。最早待ったなしの状態だと思う。」
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