化学兵器の一部「ロシア提供」=米国防長官が異例の言及
【ワシントン時事】ヘーゲル米国防長官は4日、下院外交委員会の公聴会で、シリアの化学兵器の一部について「ロシアから提供されている」との見方を示した。1980年代の中央情報局(CIA)の機密文書などに旧ソ連の支援が指摘されているが、現職国防長官が言及するのは異例。
長官は公聴会で、シリアの化学兵器はどの国から提供されたのかとの質問に「ロシアが提供している。他の国も化学兵器を提供しているし、シリア自身も製造している」と説明した。ロシアは現在も、アサド政権に軍事物資の支援を続けている。(2013/09/05-12:06)
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