在日

逮捕劇の裏に女性行員の機転

先月末、北九州市の銀行で偽造した身分証明書を示して預金口座を開設しようとしたして、無職の女が詐欺未遂の疑いで逮捕された事件で、犯人逮捕に協力したとして窓口で応対した女性銀行員に警察から感謝状が贈られました。
犯人の逮捕に協力したのは、北九州市小倉北区の銀行に勤める甲斐陽子さん（４１）です。
４日午後に小倉北警察署で行われた贈呈式では、茂浦口秀一署長から甲斐さんに感謝状が贈られました。
甲斐さんは、先月２６日、北九州市小倉北区の無職、李あゆみ容疑者が、預金口座を開設しようと本人と確認するための証明書を提示した際、証明書が偽造されたものと見抜き、李容疑者の逮捕につながりました。
甲斐さんは「日々注意しながら窓口業務を行ってきたので、犯人逮捕に協力できてうれしく思います」と話していました。
この事件で、警察は、李容疑者が銀行口座を開設したのは、振り込め詐欺が目的だったと見ていて、詐欺の実行グループとのつながりなどについて捜査を続けています。

09月04日　18時59分