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山田耕筰は自作の作品解説の中で「この道」について次のように書いています。
「世の誰よりも母に愛され、世の誰よりも母に慈くしまれた私は、世の誰に
もまして母を思ふ心切である。『この道』を手にした私は、いとけなかりし日
を想ひ、あたたかい母の手にひかれて、そぞろ歩きした道を偲び、ありし日の
あはい追憶に耽らずにはをられなかつた。私は亡き母の愛にひたりながら、静
に『この道』を唄ひいでた。どうか母を慕ふ心をつれびきとして、この小さい
歌を唄つて下さい。」
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