アンティークな着物・雑貨展
大正から昭和にかけてのアンティークの着物や雑貨などを展示する企画展が鹿児島市で開かれています。
この企画展は鹿児島市の長島美術館で開かれていて、大正から昭和40年代にかけての着物や雑貨、それに絵はがきなどおよそ250点が展示されています。
このうち、昭和15年に開かれる予定だったものの日中戦争の影響で中止となった東京オリンピックを記念して作られた着物と帯は、オリンピックの五輪模様が着物に施され、帯にはテニスや水泳などの競技を表す刺しゅうが施されています。
また、外国の花が描かれた振り袖は日本ではあまり見ることができなかったバラやチューリップなどのさまざまな花が振り袖全体に色鮮やかに染め上げられています。このほか、金魚やカニといった趣向を凝らした飾りの帯留めも数多く展示されています。
この企画展「アンティーク着物の魅力展」は今月31日まで鹿児島市の長島美術館で開かれています。
01月08日 15時56分
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