旧小澤家住宅で活性化策を発表
港町・新潟を代表する明治時代の商家跡で、大学生が、地域の活性化策を発表する催しが新潟市で開かれました。
新潟市中央区にある「旧小澤家住宅」は、明治時代に回船問屋を営んでいた小澤家の商家として、平成18年に新潟市の文化財に指定されました。
2日は、「旧小澤家住宅」で、この住宅を拠点にした地域の活性化策を新潟大学の大学生が発表し、地元の商店街の人などが参加しました。
このなかで、新潟大学工学部の3年生のグループが、「旧小澤家住宅」がある下町地区の商店や家をこの住宅の色や素材に合わせることで、周囲の景観を調和させて、観光客を呼び込めるのではないかと発表しました。
また、発表に先立って、ふだんは公開されていない「旧小澤家住宅」の離れの「松の間」が公開され、参加者が、お茶や和菓子を味わっていました。
新潟市西区から訪れた男性は、「住民が地元を活性化させるために学生から刺激を受けるのは良いことだと思います」と話していました。
また、発表した女子大学生は、「地域の特色をいかしたまちづくりを考えるために何度も地域に足を運び住民の皆さんとふれあえたのはいい経験になりました」と話していました。
02月02日 19時06分
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